楽しくて、恋しくて、『ラ・ラ・ランド』
はぴねす老人めざす石清水鳩子です。
恋が楽しくてしゃーない様子がハピネスでご機嫌なミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』鳩子も見てきたわよー。
本当はなじみの男と行くはずだったんだけど、ミュージカル映画は食指が動かなかったようで見たいとは言いつつもなかなか行こうとしないので、パパッとひとりで見てきたのよ。
主役の二人がすごくイイ!音楽がイイ!!切ない最後もイイ!!
まー、若い二人の恋する様子がかわいらしくてキュンっとしちゃうわよね。でもこれ、一人で見に来てよかったわ…だってさー、このキュンとする感じがもう年取ってくるとなんだかこっぱずかしい。きっと女同士で見ても、なじみの男と見ても、なんだかこっぱずかしい。ひとりで見てもこっぱずかしいんだもん!
もう、自分とはかけ離れた年代のおとぎ話って感じなのよ…さみしいことに。
年取ってくると世の中の流行りに共感できなくなるのがさみしいわ。年寄りが水戸黄門ばかり見てるのがだんだんわかってきたわよ。
お笑い見ても何がおもしろいのかさっぱりわからなかったり、音楽がどれも同じに聞こえたり。
「更年期」て言葉はホルモン値によっておこる身体の様々な変化と同様に、自分の今までの感じ方への違和感も含むのだと思う今日この頃。
なんだか、恋するハッピーさを味わいに行ったつもりで、自分の老いを感じるさみしい映画鑑賞になっちゃったのでした。
あ、映画はすごくよかったわよー。
恋ってステキ。