第四楽章のサビまで眠気なし。素人でも最後まで聞ける「新世界より」はすごいよ
はぴねす老人めざす石清水鳩子です。
鳩子はライトなクラシックファンで、シンフォニーホールで好きな曲が演奏されるときは気軽に会社帰りに聞きに行ったりします。我が家の家族はクラシックファンで新年あけにシンフォニーホールで「新世界より」を聞くのが恒例行事となってて、今年も行ってきたのよ。誰もが知るあの第4楽章の冒頭サビ部分はお正月らしくていいよね。
Dvořák: Symphony No. 9 "From The New World" / Karajan · Vienna Philarmonic
ドヴォルザークはチェコの田舎からニューヨークに呼ばれて出てきて、最先端の街に驚愕してホームシックになったそうな。蒸気機関車大好きで、それを見たビックリとか感動とかがこの曲の随所に表現されてるんだよ。
鳩子は勝手にこの曲は機関車オタクの神髄が交響曲になったと解釈してます。機関車への愛に溢れてるよね。冒頭の汽笛のような管楽器も第二楽章の美しい「遠き山に日は落ちて」のメロディも第三楽章の比類なき疾走感もすべてはあの第4楽章の冒頭のサビへの序章。第四楽章ですべての要素が混ざって駆け抜けて昇華する。
どこを聞いてもサビのような完成度の高さ。さすがに世界で最も多く演奏される交響曲の名曲のひとつです。
今年のプログラムにはチャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ、ピアノ協奏曲第1番もあり、チャイコ好きの鳩子にはたまらない内容。
瀬山智博指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団による演奏でした。
指揮の瀬山さんて初めてだったけど、アフロヘアーなのよ。指揮してるとモジャモジャ頭が激しく揺れてオモロかった。
お正月感あふれるシンフォニーホールのロビー。
「新世界より」を初めて聞いたのは小学生の頃の音楽鑑賞だった。抜粋の第四楽章だけだったけど、圧倒されたよね。
最近では(最近でもないけど)亀梨君主演のドラマ「怪盗 山猫」ってやつで使われてて耳に残ってる人も多いはず。サビだけ知ってるってクラシック曲は多いけど、全部の楽章退屈せずに堪能できる曲って少ないから、この曲はドシロウトでも楽しめる曲だわよ!
楽章の終わりには拍手はせずに咳払いをして玄人っぽくみせるのが馴染むコツだよw
そして第四楽章が終わったところで「ブラヴォー」と叫び盛大な拍手をw
鳩子は叫ばないけどね。
鳩子はロシアの作曲家が好き↓